西表島に行く観光客が必ず訪れると思われるのが由布島だ。
由布島はまさに観光化されているので西表島の他のスポットとは雰囲気が違う。
由布島への移動は水牛車か徒歩か選ぶことができる。徒歩でも行けないことはないが、せっかくなので水牛車を選んだ方がいい。水牛がそこらへんに糞やオシッコをたれ流しているので、あのあたりの海はあまり綺麗ではないと思うし、水牛車だと牛を操るおっちゃんが三線を演奏してくれたりするので島の雰囲気を味わいたければ絶対水牛車なのである。
（ちなみに徒歩の人は一人しかみかけなかった）
由布島に着くと頼んでもいないのにガイドの人が登場し、施設の案内と写真撮影が強制的に開始される。よく観覧車の前で一方的に写真を撮られて、観覧車から降りると写真を売ってくるアレなんだが、由布島でもやっているのは意外であった。値段は１枚１５００円！そんなお金持ってないので速攻で「結構です」と回答したが、案外売れている様だ。
島内はとにかく暑い。島全体が植物園であり、樹木がたくさん植えられているため、風が通らないのだ。そこかしこに熱帯の植物や独特な雰囲気のオブジェが置いてあり、遠くに来た気分にさせてくれる。が、特に目を見張るようなものはない。
由布島への入場券を購入すると、食堂のパインジュースが飲めるチケットが付いてくるので、食堂へ行き、パインジュースを飲む。ここのジュースは旨かった。本物のパイナップルを絞った味がした。