まるさは本店が有名だ。でも本店はちょっとい宿から遠いところにあり、徒歩でいける美崎店を選択した。
支店だからといってあなどれない人気だ、私が訪れた日は予約客でいっぱいだったのだが、予約なしでやってくるお客さんがひっきりなしに訪れる。１０組ぐらいはお断りされていた。
この店、なにを食べても旨かった。
印象的なのがお作り三種盛りとイカスミそばとグルクンの唐揚げである。
お作りは三種盛りは地元でとれた、普段食べたことが無いような魚が提供される。とても新鮮であった。何の魚か説明してくれなかったので、マグロ以外はわからなかったけど。
イカスミそばはイカスミパスタみたいなものを想像していたのだが、想像外のイカスミブラックスープの八重山そばがでてきた。その食欲を奪うまでの黒さに引いてしまったが、なんのなんのイカスミと鰹ダシのうま味が濃厚な激うま料理だった。見た目のインパクトがあって味も良し、こう行う郷土料理に出会えるとうれしくなる。
グルクンが有名なようなのでグルクンの天ぷらも注文しておいた。癖のない白身魚の天ぷらで、ベラに近い味か。魚のさばき方が美しい。みて楽しめる天ぷらだった。
このまるさは料理がすべて旨かったが、ビールも生中一杯３９０円と結構安い。麦職人という発泡酒にいたっては３００円である。お財布にも優しいいい店だ。
過去にオリオンビールを飲んだときは、「なんだか味が薄くておいしくない」とおもったもんだが、今回はオリオンビールがとても旨く感じられた。舌が自然とオキナワナイズされているのか、これまた不思議であった。