沖縄の観光スポット「海中道路」へ行った。
晴れていたらよかったんだけど、残念ながら天気は曇り。
海中道路の真ん中に「海の駅あやはし館」という道の駅的スポットがあったので立ち寄ってみた。
沖縄の有名なアイスクリーム屋の「おっぱソフト」やお土産売り場がある。
そんなあやはし館の一角に鮮魚コーナーなる興味深い店舗を発見。
近寄ってみると天ぷらが売っていた。メニューを眺めていると
「サメの天ぷら」という興味深すぎてたまらない天ぷらを発見!
30年以上生きてきたがサメを食べたことは一度もないし売っているところを見たことも無い。
サメってかまぼこの原料になるんだっけ～？ていうぐらい。
こうなってくるともう買わずにはいられない。70円でサメの天ぷらを購入。
食べてみると普通の魚、ぶりのような鰺のような味わいと思いきや
徐々には強烈なアンモニア風味がガーンと来る。これは臭い。
年月をかけて発酵させた山羊のチーズのような強烈なアンモニア臭だ。
これはこれで酒の肴としてはありかもしれないが一般受けはするまい。
こういう味に出会えるのも旅の醍醐味だと思った。
サメがなんでこんなにアンモニア臭かったのか調べてみた。
体液の浸透圧調整に尿素を用いていて、身体組織に尿素が蓄えられている。
そのため、鮮度が落ちるとアンモニアを生じてしまうから、とのこと。
だから、あんなに臭かったのかと納得。
アンモニアが含まれている分、腐敗が遅く、冷凍技術が発達する以前の
年代においては山間部では貴重な海の幸として珍重されていたそうだ。
だから栃木県ではサメを食べる習慣が残っているみたい。
へえ～って感じやね。
僕が海中道路を訪れた時には天気が曇っていたため、
残念な結果におわったし、収穫といえばサメの天ぷらぐらいである。
晴れた日の海中道路は素晴らしいと思うので
天気が良ければ是非訪れてほしいと思う。
そしてサメの天ぷらにもチャレンジしてほしいと思う。