スペイン語 格安で語学留学ができる世界遺産の美しい街 アンティグア

スペイン語の語学留学を格安で受けることができる上、街全体が世界遺産で景観も素晴らしいアンティグアという街を紹介してみる。

アンティグアはグアテマラという中米の国にあり、普通の人はどこにあるのかすらよくわからないと思う。
(グアテマラはメキシコの南に隣接している国。)

アンティグアは街全体が世界遺産となっており、スペインによる統治がおこなわれていた18世紀のコロニアル調の建築物が昔のままの状態で残っている。町中の道路も石畳であり、中米でありながらもまるでヨーロッパの都市を旅行しているような不思議な気分になる。

このアンティグアはスペイン語学校が町中にあり、日本と比べると格安でマンツーマンのスペイン語授業を受けることができる。中米、南米を旅行するバックパッカーは必ずこの街を訪れて、スペイン語を習得してからマチュピチュ等の目的地に向かうという話を聞いたこともある。

語学学校に通学する期間は、アンティグアの家庭にホームスティするのが一般的だ。語学学校が提携しているホームステイ先を斡旋してくれる仕組みになっている。

私は日本人に人気のあるアタバルというスペイン語学校に通学していた。この学校は日本人のマコトさんという人が経営しており、生徒はほぼ100%日本人である。生徒との会話は日本語になってしまうため、異国まで来て日本人とつるんでしまうのはやや残念な気がしたが、日本語で会話できる環境は中米においては貴重であり、日本人旅行者の心のよりどころとなっているように思えて。
(ちなみにマコトさんは片桐はいりの弟ということで結構有名人です)

実際、どのくらいの価格で授業が受けられるのかというと、1日6時間のマンツーマン授業を5日間受講すると、75ドルぐらいだったと記憶している。(10年前の情報なのでもう変わっていると思う)
1日10ドル程度でみっちりスペイン語を教えてもらえるのでこれは安いと思って受講していた。講師は地元の短大を卒業した20代の女性であった。クリスマスシーズンにはグアテマラには珍しく、ボーナスが支給されるそうで、講師のモチベーションは高い。

ホームステイは朝、夕に食事が付いて、1週間で50ドル程度。食事付きでこの価格は安い。(土日は食事サービス無し)
ちなみにホームスティ先の設備としてはお湯が出るシャワーと水洗トイレが共用、ホームステイ客のためにいくつかの個室が用意されていた。清潔で、お湯シャワーがいつでも使える環境はありがたい。ただし、ベッドにはベッドバグとよばれる虫(ダニ?)がすみついており、体中を刺されてしまった。

家族の一員となって生活するため、ホームステイ先の日常的な家庭料理を味わうことができる。とにかくトルティーヤとフリホーレス
を毎日の様に食べることになる。トルティーヤはトウモロコシの粉で作ったパンのようなたべもので、グアテマラの主食となっている。単品では味が無く、そんなに旨いものではないと思っていたが、最終的にはこの味になじんでしまっていた。

治安の情報
アンティグアはグアテマラにおいては比較的治安が良い方だ。昼間であれば町中をぶらぶらしても全然問題ない。地元の人が集う市場や食堂の利用も問題なくできる。ただ、あくまで中米なので日本と比べると危険である。
店舗のセキュリティは厳重であり、小さな雑貨店であっても店員や商品は鉄格子で守られており、客が商品を手にとって見定めることはできない。スーパーマーケットの店の前にはサブマシンガンで装備した警備員が立っている。夜になると街は急に静かになり、出歩く人も少なくなる。夜の街をうろつくのは強盗の格好の餌食となる為、やめておいた方が良いだろう。

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