グアテマラ スペイン語学留学日記 20030101

Feriz ano nueve!(あけましておめでとうございます)
ミツビシ、フェデリコと3人で新年を迎えた僕は新年の様子をカメラに収めるべく部屋に戻った、が鍵を部屋の中に入れていた。セキュアノおっさんにマスターキーを頼むが今は管理人一家がセントロへでかけているから無理だという。しゃあないのでといれでクソをきばりながら一家が帰ってくるのを待った、とほほ。
10時頃に起床。
体操やらをこなしているとユキが昼食と夕食を一緒に食べないかとさそってきたのでよろこんで参加させていただく。11時、フェデリコとユキと僕の3人で買い出しにいく。パスタとスープの食材をいろいろと買いそろえて120L。一人頭1.5ドルだった。安い!
昼の3時頃から近所の山を登るつもりだったが、みんなどっかへ出かけている間にガイド役のフェデリコが一人で出かけてしまった。そのため予定を変更して4人でそこらへんを歩くことにした。通りすがりのトラックの荷台にのせてもらって近所の集落に行った。
家の作りはかなり貧相で、ほったて小屋に泥を塗り固めた壁で覆った様な作り。美しいアンンティグアのコロニアル様式の町並みとは正反対の、貧困、不衛生、子沢山がうずまく発展途上国の様相である。
僕たちが集落に近づくとなぜか子供たちがつぎつぎと寄ってくる。外国人が珍しいのだろうか。子供たちはとにかくシャイでぜんぜんすれていない。写真を撮ろうとすると顔を隠したりする子もいた。都会の子供とは大違いである。
この集落にはなにもなかったが、楽しい時間を過ごすことができた。
しかしこの集落の子供たちの貧困はすさまじい。裸足の子供が半分ぐらい居たし、サンダルを履いている子供は全員同じサンダルを履いていて、どこかから配給されたサンダルをはいているのかなと思った。
宿に帰ると即、夕食の準備にとりかかる。皿を洗ったり、野菜をゆでたりした。パスタ全般はミツビシさんが担当し、僕はひたすらチキンスープの灰汁をすくっていた。
できあがった料理は当然旨かった。チキンとトマトをコンソメで煮込むだけでここまでいい味がでるとは思ってもいなかった。メシのあとは小さな酒場で飲んだ。ビール1本70Lはバカ安だ。日本の正月とはほど遠いが楽しい元日を過ごすことができ、幸せだ。

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