グアテマラ スペイン語学留学日記 20021231 コパン遺跡

朝7:30起床。コパン遺跡は8時開門なので良いタイミングだ。宿の売店でパンと水を買った。22L(1レンピーラ=約7円)と少し高い。遺跡への道はきれいに整備されていて、観光収入がそれなりに潤沢なのではないかと思う。入場料は10ドルと安くはない。姫路城の方が安いんちゃうの?とごねてはいけない。わざわざホンジュラスまで来てコパン遺跡を素通りするわけにはいかないからね。170Lをパゴー(支払う)

1番乗りを目指したが、3番乗りになってしまった。他の旅行者も早朝から遺跡に行くのが好きなようだ。まだ人気もまばら(警備員と掃除の人は結構多い)な遺跡を一人占め状態で堪能する。アクロポリス近辺はなかなかの迫力で遠近感が定まらない不思議な感覚がした。中米の遺跡によくあるどでかいピラミッドは無かったが立体感あふれる浮き彫りで表現されたマヤ文字は何かのパズルみたいで見ていて飽きない。が、なにを意味しているのかはさっぱりわからないのですぐに疲れてしまった。入場後3時間ほどで遺跡を後にする。
いったん宿に戻ったあと、昼飯を食おうと外にでる。歩き始めてすぐに日本人の男に声をかけられた。公務員で文部科学省で働いていてメキシコで語学研修中。冬休みを利用して中米を旅行しているという。一緒にカフェでメシを食う。34Lでコーヒー+ピザを食う。まあまあ味もいいし値頃だ。ていうかネスカフェが旨い。ひさびさに旨いコーヒーに巡り会えた。
その公務員はグアテマラなら100Q(約1600円)ぐらいでヤれる、みたいなちょっとエッチな情報をくれたが、当時の僕はピュアだったので
「なんて不純な人なんだ、なんでこんな奴が国家公務員なんだYO!」と心の中で軽蔑してしまった。
メシを食べ終わり、公務員と別れて宿に戻る。同じ宿に泊まっている日本人のミツビシさんがビデオの充電をしていたのでしばし立ち話。明日、初日の出を見にコパンへ行かないかともちかけられるがもう見たので辞退する。
コパンを見て思ったこと。地球の歩き方中米編の表紙はコパン遺跡のステラの前に民族衣装をまとった女の子が二人並んで立っている構図なのだが、実際こんなシチュエーションはありえない。ホンジュラスでは民族衣装を着ている人はほとんどいない。
表紙を描いた人はグアテマラとホンジュラスをごちゃまぜに認識しているんだろうね。実際にグアテマラとホンジュラスを旅行してみると生活様式やら景観の細かい部分の相違に気がつくものである。気づいたからと言ってどうなるというもんでもないけど。

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