グアテマラ スペイン語学留学日記 20030107

早朝6時45分からダイビング。
非力な僕は相変わらずインストラクタの世話になりっぱなし。
海に潜るとやはり例の頭痛が!
でも今日はあらかじめ耳抜きしながらもぐったのでましといえばましであった。
さすがに3回目になるとダイビングにも余裕がもてるようになる。
ダイブ中は呼吸にペースはゆっくりにしてあまり体は動かさない。
この呼吸間隔が禅に似ているなと考えながら妙なリラックス感を得ることができた。
ゆるゆるとではあるが3次元空間を自由に泳ぎ回れるこの感覚は夢の中でときおり体験する空中浮遊に似ている。
とにかくキモチイイのである。魚とかはあまりどうでもよく、深みのある珊瑚礁と自分の距離間を認識すると「ああ、おれって今うかんでるんだなあ」と浮遊感覚を実感することができて楽しい。海底に生えている珊瑚のような海草のような生物の数々もグロテスクかつビビッドでよかった。太鼓の海の予想図なんかで海百合やら得体のしれない動植物がニョキニョキ生えているのをみたことがあるが、あれを生でみているような錯覚を覚えるぐらい海底のオブジェクト群は異質でみていて背中がぞくぞくした。
日本は冬の一番寒い時期だというのに常夏のカリブ海でダイブする自分にえもいわれぬ優越感を感じ、意味不明な達成感を感じた。こころおきなくダイビングをできるようになるという人生の目標ができた気がする。

海からあがると相変わらず鼻血が垂れる。一気にすすってカッと血反吐を吐く。
血反吐は水に溶けることなくエメラルドグリーンの海上をユタユタとたゆたうのであった。
ウテイラで最後の飲み。白人が集うバーで飲んだ。久々の大量のアルコール摂取に終始ごきげんモードな俺。日本人の女の子と会話できたもんでVerry Happy me gusta mucho celvesa!(最高だぜ!ビールが好きだーーー!) って感じ。ノリノリのダンスミュージックもかかり客の半分以上と店員がおどりまくりまさに宴たけなわ、ってところで突然電気が消えた。停電なのか
もともと店じまいの時間なのかよくわからなかったがとにかく終了となる。
真っ暗な一本道を日本女二人+イスラエル男+俺でなぜか腕を組んで歩いて帰った。
女の人と腕を組んだのは初めてだったわけだが不思議と勃起しなかった。
それにしても終始飲みまくっていた日本の女の子は翌日早朝からダイブすることになっていたようだが
大丈夫だったのだろうか。
減圧症にだけは気を付けてもらいたいものだ。

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